仕事は落ち着いてやりましょう 

 

 

 

チェスのチャンピオンで、映画にもなった方の自伝?本です。人の心の内面が細かく描かれていてとても面白い本です。分厚くて長い本なのでKindleで購入する事をお勧めします。

本の中にも書いてありますが、この方はチェスが上手いのではなく、新しく技術や学習をするのが上手いのです。




5年も理学療法士をやっていれば、身体的な不調が精神面にも影響が出ることが体感的に理解できるとおもいます。そして精神的な不調が身体面にも影響が出てきてしまうのです。
この本を読んでいて、日ごろの練習や試合場面でのちょっとした精神的な変化が、試合結果や、日々の上達に影響が、出ることがよくわかります。

そして、セラピスト自身の日々の一瞬一瞬の精神面が、患者さんの治療・訓練効果に影響が出てきます。
職場全体の精神的安定性も患者さんの治療効果に影響があるという事だと思います。
考えてみれば当たり前のことですが、実際に仕事をしているとそんな余裕は無くなってきてしまいます。


スポーツだけでなく、将棋やチェス、日々の仕事の精神面がパフォーマンスに影響を及ぼします。忙しい毎日ですが、なるべく落ち着いて仕事をしましょう。