GO WILD 野生の体を取り戻せ! ―科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス

 

GO WILD 野生の体を取り戻せ! ―科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス

GO WILD 野生の体を取り戻せ! ―科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス

 

第一章 人類バージョン1.0 なぜ進化による設計は揺るがないのか
第二章 現代人を苦しめるもの 病気ではなく心身の苦痛
第三章 野生の食事 炭水化物と文明
第四章 野生の動き 動くことで脳を形成し、再形成する
第五章 野生の睡眠 眠ると調子がよくなるのはなぜか
第六章 マインドフルネス 野生の心に現れるもの
第七章 バイオフィリア わたしたちの最良の部分は自然の中にある
第八章 同族意識 わたしたちを結びつける分子
第九章 野生の脳 体が健康と幸せをつなげる仕組み
第一〇章 野生の体を取り戻せ わたしたちは何をしてきたか、あなたは何をすればいいか

 

 

著者はハーバード大学医学大学院臨床精神医学准教授。「脳を鍛えるには運動しか無い!」の著者でこの本にもかなりの衝撃を受けました。

 

三章 野生の食事

 主に炭水化物について書かれていますが、糖質制限・パレオダイエットは確かに効果があると私自身も実感しています。体の調子も肌の調子もいいです。リーキーガット症候群(腸管壁浸漏症候群)というものがあるのだと初めて知りました。

 

四章 野生の動き

 BDNF(brain derived neurotrophic factor; 脳由来神経栄養因子)や「BORN TO RUN」、裸足ランニングについて書かれています。BDNFのことを知ってからは高次脳機能障害の方にも積極的に有酸素運動を取り入れています。

 

五章 野生の睡眠

 自分で沢山睡眠をとるようにしてみたのですが、実感としては【調子が悪くない】の方があっているかなと思います。メンタリストDAIGOさんの「自分を操る超集中力」にも睡眠の大切さが書かれていました。

 

六章 マインドフルネス

 「今この瞬間に意識を集中させる」、「メイソウ」という言葉がひっかかりました。仕事をしているときの精神状態も患者さんにかなりの影響があると思います。

 

患者さんのためにも自信の健康管理のためにもかなり良い本だと思います。